向精神薬の検討

向精神薬の検討の概要

向精神薬の検討とは 向精神薬の検討とは、意識レベルを低下させる可能性がある向精神薬の投薬内容を検討することです。
向精神薬の検討の方法 意識レベルの低下を認める利用者様の投薬内容を確認し、向精神薬が投与されている場合は担当医に意識レベル低下の現状を報告・相談します。
向精神薬の検討、どんな人に必要? 食事時または常時に意識レベルの低下があり、食事を摂取することが困難な方で、向精神薬を内服されている方。
向精神薬の検討の意義 向精神薬とは中枢神経に作用し精神機能に影響を及ぼす薬物の総称です。抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などの種類があり、中でも抗不安薬や睡眠薬などは精神科だけでの取り扱いではなく、一般科においても治療や検査に用いられることがあると思います。
抗不安薬を内服すると、人によっては昼間の強い眠気などの副作用が出現することがあります。薬の作用時間にもよりますが、睡眠薬においても作用時間が長い睡眠薬では眠気・ふらつきが出現することがあります。作用時間が長いということは、薬が身体に少しずつたまっていく可能性があり、睡眠薬の眠気が翌朝に残ってしまったり、筋弛緩作用が日中に働いてしまうことがあります。抗不安薬・睡眠薬の代表的な薬剤であるベンゾジアピン系薬剤には抗不安作用や催眠作用があるだけでなく筋弛緩作用ももっています。その結果、嚥下関連筋も弛緩するために嚥下機能を直接的に低下させる原因となることがあります。また、ドーパミンをブロックすることによって高齢者のせん妄を軽減させる効果のある抗精神病薬においては嚥下・咳嗽反射が低下してしまう事で誤嚥の原因となってしまう事があります。
ここまで、向精神薬の副作用によるデメリットを記してきましたが、当然投与した目的の作用によるメリットもあるため自身で判断するのではなく、担当医の判断材料として現状を報告・相談することが重要でしょう。

嚥下チェッカーは、食事場面の観察から嚥下障害の可能性を提示し、誤嚥を予防することを目的に作成されたサイトです。結果に関わらず気になる症状があれば、医師または歯科医師に相談してください。
また、本サイトで提示しているトレーニングは、摂食嚥下機能訓練を行う際に選択される一般的なものを採用しています。実施に際しては、専門家と相談のうえ行うようにしてください。