注意力トレーニングとは | 注意力トレーニングとは、注意機能を維持・向上させるためのプログラムです。 |
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注意力トレーニングの方法 |
①スタッフが対象者に聞こえるように60秒数え、目標となる数字が聞こえた時に手を上げるなど何らかの反応を示してもらいます。(例えば「3」の場合には3、13、23、30、33、43、53で手を上げてもらう) ②視覚的な妨害を加えた図形や数字を見つけてもらいます。「ウォーリーを探せ」の簡単なものと考えると分かりやすいでしょう。。 |
注意力トレーニング、どんな人に必要? | 食事中にキョロキョロしたり、すぐに手が止まってしまうなど、注意散漫で食べることに集中できない方。 |
注意力トレーニングの意義 |
注意力は「持続性」「選択性」「転換性」「配分性」と4つの種類に分かれており、一般的な「集中が続かない」という症状は「持続性」「選択性」の注意力が低下している時に起こります。 代表的な注意力トレーニングの1つとしてAttentionProcessTraining(以下APT)というものがあり、APTは4つの注意力に対してそれぞれ適したトレーニングを設けています。そのうち「持続性」「選択性」のトレーニングを抜粋し、お年寄りの方にも行いやすいようアレンジしました。 ①は「持続性」のトレーニングであり、”あんたがたどこさ”をみんなで歌いながら「さ」の時に手を叩いてもらうなど、自由にバリエーションを増やすことができるため継続的に行いやすいです。 ②は「選択性」のトレーニングであり、上記にあげた他、たくさんある魚偏の漢字の中から「鯛」を探してもらうなどの、お年寄りの方が積極的に参加しやすいよう工夫すると良いでしょう。 |
嚥下チェッカーは、食事場面の観察から嚥下障害の可能性を提示し、誤嚥を予防することを目的に作成されたサイトです。結果に関わらず気になる症状があれば、医師または歯科医師に相談してください。
また、本サイトで提示しているトレーニングは、摂食嚥下機能訓練を行う際に選択される一般的なものを採用しています。実施に際しては、専門家と相談のうえ行うようにしてください。